いいいろ塗装の日に、塗装をボランティア                                     一般社団法人 日本塗装工業会埼玉県支部

団体名 一般社団法人日本塗装工業会埼玉県支部

代表者 支部長 松尾 康司 様

H P http://www.nittoso.com/

支援内容 児童養護施設等の運営支援

    (施設の軽修繕等)

埼玉県支部長                 松尾 康司 様

 

会のプロフィール

 

一般社団法人日本塗装工業会は、建設塗装工事業者約2,300社で構成された唯一の全国団体です。昭和234月に設立され、その後70年にわたり技術・技能の研鑽と向上に努め、社会の信頼に応えています。

 

我々は、建設産業の一翼を担う専門工事業者として、今後も団体の諸事業に真摯に取り組むとともに、各会員が仕事を通じて社会への貢献に邁進しています。

 

 

 

ボランティアの内容

 

昭和56年から必ず毎年1施設の塗装のボランティアをスタートしました。

 

選ぶ基準としましては

 

◆毎年県より候補施設をご紹介いただきます

 

◆外部の塗装は雨が降ってしまうとできなくなってしまうため極力室内作業を選びます

 

◆どういったところを塗装するかご要望をうかがい、2日間で間に合うか検討します

 

 

 

スタートしたきっかけ

 

38年前のことなので、スタートしたきっかけは今となっては分からないのですが、平成10年に、1116日が工業会の50周年記念事業の一環として、一般の方々から募集して「いいいろ塗装の日」に設定されたことをきっかけに、この日を中心に全国で様々なボランティアを行うようになりました。全国の支部ごとにやることは異なっていて、例えば福岡県は落書きを消したりしています。埼玉県では隔年で北部・南部に別れて養護施設や老人ホームで塗装しています。協賛メーカー、販売店から道具や材料も提供していただき、会員会社からは職人を一人ずつ出していただきます。

 

全国共通なのは、公共施設等に対しすべて無償でやっています。

 

 

 

作業の様子

 

児童養護施設を例にとると、子どもたちが学校に行くのを「いってらっしゃい」と見送ってから、8時半頃から始めて、学校から帰ってくる頃には撤収するような流れです。ボランティア現場では、職人さん同士の交流もあり皆さんがそれぞれ楽しんで活動しています。ちなみに去年は児童養護施設光の子どもの家(加須市)、一昨年は川口市の老人ホームさざんかの郷で行いました。

 

 

 

社会的養護に思うこと

 

ある施設では、生活している児童の入所理由は家庭における虐待が多いと聞いて大変驚かされました。昨今、児童虐待のニュースが多い中、児童相談所や児童養護施設といった社会福祉関連施設は益々その責任と役割の重要性が大きくなると思いますし、私たちもボランティア活動を通じてこれらの施設に貢献出来ることを誇りに思っております。