運転免許の助成、就労支援、住居支援     一般社団法人 青少年自助自立支援機構

団体名 一般社団法人青少年自助自立支援機構

代表者 皆川 充 様

H P http://compass-navi.or.jp/

支援内容 入所児童及び退所児童の自立支援

    (運転免許取得費用の助成)

理事長 皆川 充 様

弊社(以下コンパスナビ)はさいたま市浦和区に拠点を置き、「社会に巣立つ青少年が、公平なスタートラインに立つ機会をつくりたい」、そのような想いから始まりました。

 

青少年が社会に巣立つとき抱える課題を、少しでも軽くし、困難に出会い道に迷ったときのコンパス(方位磁石)のような活動。私たちはこれを、「コンパスナビ」とブランディングしました。

 

 

 

コンパスナビの沿革

 

2011年 東日本大震災を受け若者を支援するコンパスナビ活動をスタート。

 

2014年 母体会社であるインター・アート・コミッティーズ(IAC)のCSR活動として埼玉県内の児童養護施設の子どもたちに向けた運転免許取得助成制度を始めた。

 

2015年 一般社団法人青少年自助自立支援機構(コンパスナビ)を設立し、広く社会を巻き込みながら運転免許助成をIACからコンパスナビに移管した。
2016
年 内閣府「子どもの未来応援国民運動」の採択事業団体となる。

 

2017年 KDDIの社会貢献サイト「キボウのカケハシ」に登録された。

 

2018年 埼玉県「未来へのスタート応援事業」を受託し、県内の児童養護施設等の子どもたちへの総合的な支援業務を開始した。

 

 

 

運転免許取得助成制度

 

コンパスナビは青少年の「自助」「自立」を支援することを目的として設立された団体です。

 

東日本大震災をきっかけに「この国の若者たちを国民社会全体で守りたい」との代表者の思いを叶えるために、生涯のIDカードとなる運転免許取得助成を開始しました。IACは本来合宿免許の仲介を事業の中核に据えており、本業と親和性の高い運転免許の取得をCSRとして取り組むことに決め、児童養護施設を巣立つ児童への助成を始めました。その後、住居支援、就労支援と活動を広げて現在にいたります。

 

新しい試み、wacca(わっか)について

 

若者を応援する活動の中で「孤立させない」「つながりが大事」ということを社会的養護出身の若者(ユース)たちに気づかされる場面がいくつもありました。

 

その中で2018年に新しい活動を始めました。

 

社会的養護下にいた若者たちが社会に出たのち、現在施設等で暮らす児童たちに、先輩として助言し寄り添い。その児童が将来社会に出たときに、今度は仲間に加わり、そして支援者としてこの活動に加わる。こういった支援のサイクルのことを私たちは「wacca(わっか)」と呼んでいます。

 

入所中から巣立ち後までを児童とユースがつながることで、切れ目のないセーフティネットの新たな一助となり、孤立を防ぐことにつながればと願っています。

 

コンパスナビの事業の中で社会的養護出身のユースたちと育むwacca活動、これからも注目していてください。