努力は必ず報われます。社会の法則です。        株式会社 西永

企業名 株式会社西永

代表者 代表取締役社長 西永 徳生 様

支援内容 児童養護施設等の運営支援

    (植栽の手入れ作業)

代表取締役社長 西永 徳生 様

 

プロフィール

 

金属の棒・パイプなどを材料として町工場に卸すことを主業務としている。

 

忙しい業務の合間に、昔の経験を活かして児童養護施設の植栽の手入れをボランティアで行っている。

 

 

 

ボランティアを始めようと考えたきっかけ

 

サラリーマン時代、定年後はマジシャンになって人に喜んでもらえたらと考えていましたが、リーマンショック後に当時勤めていた会社が思わしくなくなり、退職して今の会社を創業しました。

 

実は以前より「野口英世」の伝記を読んだことがきっかけで世の中の誰かの役に立ちたいと考えていました。

 

私には家族がいます。子どもに対するものは無償の愛だと思っていましたので、子どもたちのために何かに役立つことがしたいと考えました。そこで児童養護施設に対して何かできないかと考えたのです。そしてそんな私に出来ることは何かと考えたときに、そうだ!植木職人の経験だと思いつきました。

 

サラリーマンになる以前に植木屋で働いていた若い頃の経験があり、当時職業訓練校で資格も取っていましたので、それを活かそうと考えたのです。

 

年に1施設と決めて、当初は毎週一回施設に行って作業をしていましたが、現在は月に二回、日曜日の9時から14時と決めて作業しています。

 

 

 

子どもたちの反応

 

ある施設での話ですが、作業をしていると遠くからじーっと、私が何をしているのか様子をうかがっている子どもたちがいました。次の週には慣れてくれたのか、その子たちから「おはよう」「 こんにちわ」と話しかけてくれるようになりました。

 

そんな中、ずっと声もかけてくれなかった子がいたのですが、ある日学校に行く通りすがりに「いつもありがとね。おじちゃん頑張ってね!」と言ってくれました。

 

気持ちの中でこみ上げてくるものがあり、この子たちの役に立っているのだと実感でき、目頭が熱くなった思い出があります。このボランティアを続けていこうと思った瞬間でした。

 

 

 

児童へのメッセージ

 

大丈夫です。大丈夫。必ず道は開かれます。

 

そして努力は必ず報われます。必ず。

 

それが人間社会の法則です。