研修制度が充実、働きやすい環境の施設

児童養護施設 あいの実

施設名 児童養護施設 あいの実

法人名 社会福祉法人同仁学院

住 所 埼玉県日高市高麗1-5-28

H P https://www.doujin.or.jp/wp/

TEL 042-989-1217

E-mail doujin@hyper.ocn.ne.jp

施設長:関根 歩

 

「困ったときに相談できる窓口を明確にしていて、しっかりフォローもしています」

 

 

 

あいの実のいい所

 

施設研修が充実していて1年目の職員へのフォローがしっかりしています。 そのため、年度途中で辞める職員がほとんどいないのが特長です。3月末に2泊3日でオリエンテーションをして、施設の歴史や就業規則、園独自のケアマニュアルから始まり、事務や書類関係のことなどを学びます。それ以外にも月2回の座学、ペアレントトレーニングをロールプレイ方式で勉強します。その他に外部研修も多く実施しています。

 

困ったときに相談できる窓口を明確にしていて、しっかりフォローもしています。

 

1ユニットの児童数が6~7人と少人数で、子どもとの関係性は築きやすいと思います。

 

また安全会議というのがあって、困ったらすぐに方針を出してくれるので職員も悩みを抱え込まずにすむようになっています。

 

 

 

施設構成

 

中高生26人、小学生10人、幼児5人です。最近は小学生以下が少なくなっています。職員は現在非常勤を入れて46人です。

 

 

 

学生へのメッセージ 

 

養護施設に興味はあるけれど不安があり飛び込めない人がいるかもしれません。この仕事は子どものために働きたいという気持ちがあれば、自分の弱点も克服できますし、一生懸命さは子どもに伝わるものです。不器用な人でも、一生懸命にやる人に子どもたちはついていきます。まずは体験してみてください。

 


ベテラン職員:林 貴志

 

迷いはありませんでした」

 

 

 

児童福祉を目指したきっかけ

 

子どもの力になれる仕事はないかと探していたときに、高校のときにTVで児童養護施設の特集があって興味が湧きました。

 

保育園や幼稚園は、親の養育のお手伝いをするイメージですが、児童養護施設は、養育されなかった子どもたちの生活に関わる仕事で、自分がやりたい仕事に近いと思いました。

 

 

 

住み込みの良さ

 

年住み込みしましたが、現在は近くに部屋を借りています。住み込みのときは自分の部屋があるようでないので 外に出てリフレッシュしていました。

 

住み込みにかかる費用はほとんど取られないですし、働いているときは食事も出ますので、食費や水道光熱費があまりかかりません。住み込みはしっかりお金を貯めることができます。

 

 

 

働きやすい職場

 

長年働いている職員が何人もいて、仕事上でのいろいろな相談ができます。また、結婚して働きたいときも日勤だったり、住み込みではなくても1日寮担当の職員だったり、様々な形態があるのでぜひ相談してください。

 

 

 

学生へのメッセージ

 

学校に行っていたときからこの仕事につくことは決めていて、先生からきついのではないかとかいわれてはいましたけれど、迷いはありませんでした。

 

ハードさはありますがこの仕事をしてみたら、他では絶対に体験できないようなことや、児童との関わりなどが得られる仕事なので、まずは体験して欲しい。子どもの養育に関わることがすべての仕事で、普通の家庭と同じような形に少しでも近づけてあげたいと考えています。

 


若手職員:吉澤 陽菜

 

「おはよう、いってらっしゃい、おかえり、おやすみまで」

 

 

 

仕事をはじめて

 

1年目は本当に大変でした。 覚えることがたくさんあり、子どもとの会話や接するだけで緊張していました。小さい子は割と会話がしやすかったけれど、中高生男子はどんな会話をしていいかがわかりませんでした。思春期で難しい時期でもあったので、話しかけにくさがありました。

 

打ち解けてきたきっかけは食卓での会話で、美味しいとか美味しくないとか他愛のないことで盛り上がり、会話が生まれることが多かったように思います。

 

今はできることも増えて余裕もできたのか、楽しさも増えてきました。

 

 

 

嬉しかった事

 

これ!と一つに決めることができませんが、子どもの日々の成長がやりがいになっています。 ずっとお世話をしてきた児童の卒業式や、幼児から見ていた児童が小学校上がる時など大きくなったなあと感激しました。

 

 

 

学生へのメッセージ

 

あいの実はおはよう、いってらっしゃい、おかえり、おやすみまで同じ職員が1日を通して言うことができる流れを大切にしています。

 

またケアワーカーは児童と食材を見て切り方や味付けの話しながら一緒に食事を作ったりして食育が生活の中に当たり前にあるということが素敵な施設だと思います。

 

それぞれの寮で食事を作るので、まったくやったことない職員が栄養士に教えてもらいながら料理を覚えることもできます。自分自身もメモして聞いて覚えました。

 

児童が手伝うという意識が強く、一緒に食卓を作るということができていると思います。