本を寄贈している埼玉県の書店の組合                  埼玉県書店商業組合

団体名 埼玉県書店商業組合

代表者 理事長 奈良 俊一 様

支援内容 入所児童の生活支援(児童図書の寄贈)

事務局 山口 洋 様

 

団体のプロフィール

 

埼玉県書店商業組合は、昭和2012月に創立された日本書店商業組合連合会(創立当初は日本出版物小売統制組合全国連合会)の関東ブロック会に所属し、県内の123の新刊書店で構成されている。

 

 

 

活動の内容

 

読書週間事業のひとつとして、昭和37年より56年間、埼玉県福祉部こども安全課通して、埼玉県内の児童福祉施設に児童書などを寄贈しています。2018年は125日に371冊をお贈りしました。内訳は、幼児用75冊、低学年用75冊、中学年用50冊、高学年用47冊、中・高・一般8冊、辞典116冊。主に児童養護施設や、母子支援施設などの福祉施設に届けられています。

 

 

 

活動を始めた理由

 

実は、始まった経緯をご存知の方がもういらっしゃらなくて明確には分からないのですが、今もこうして続けている理由としましては、活字文化をもっと普及させたいという考えがあるからです。文字・活字に触れることは、心の発達につながることでもありますし、本を扱う私たちとしましては、一人でも多くの県内の児童養護施設など子どもたちに本を読んでもらいたいですね。

 

 

 

施設との接点

 

毎年様々な施設の子どもたちからお礼状が届くのがとても嬉しくて、書店さんやご協力いただいた書店さんと共有させていただいています。(写真参照)

 

 

 

書店や本に対する思い

 

昔の書店は10坪もあれば商売ができて、30坪あれば大きな書店でした。地方の本屋さんは昔のまま今でも街の中にあります。都市部では店舗の一部を賃貸するなど、いろいろと工夫しています。

 

本のいいところは、例えばめくる動作やインクの匂いだったり、たたずまいの雰囲気が人間を育てるものだと思っています。中学校から職業体験の場などに依頼されることがあり、書店さんも喜んで受け入れています。また、書店で読み聞かせなどもやっています。