若手が中心となって頑張っている施設

児童養護施設 はなこみち

施設名 児童養護施設 はなこみち

法人名 社会福祉法人彩の国ふかや福祉会

住 所 埼玉県深谷市西大沼44-1

H P https://www.hanakomichi.org/

電 話 048-574-3146

E-mail hanakomichi@iaa.itkeeper.ne.jp

施設長:大澤 栄次

 

 

 

 

「児童福祉の仕事はやりがいがあります。新たにチャレンジしています」

 

 

 

深谷市役所の職員で地方公務員でした。定年までの3年間はこども未来部で福祉事務所長をしており、そこで施設長の資格をいただきました。その後公民館で働き、縁がありここの理事長からお声をかけていただきました。実家は深谷ねぎの農家でそちらの道も考えていたのですが最終的にお受けすることにしました。現場での経験もなく、勉強もまだ十分ではなかったのですが、児童福祉の仕事はやりがいがありますので、この年齢から新たにチャレンジです。

 

実際に困難な環境の児童をみて戸惑ったり、親との関わりなどの問題に日々取り組んでいますが、他の施設を経験してきた職員や23年目の職員のリーダーと力を合わせて進めています。

 

職員が安定して働ける環境がないと、児童にも影響が出てしまいますので、積極的に採用して、改善も図っていく予定です。

 

リーダー会議の中から、子ども会議(児童が中心になっていろいろな話をする会議)を来年度からやろうという意見も上がっていて、実施する予定です。

 

 

 

はなこみちの特長

 

埼玉県の中では一番新しい施設で、環境的には山があり田園があり自然環境が整って恵まれています。

 

そして職員さんも若くて子どもたちと比較的年齢が近く、お兄さんお姉さんとしてのポジションとしての関わりのフレッシュな施設です。

 

会議でも職員から意見を出してもらうように工夫をしていますし、他の施設の施設長に月に一度、会議に参加していただいています。施設の垣根を越えて職員の交流会もしています。


若手職員:景山 渡

 

「ニュースで観た情報とギャップがあった」

 

 

 

児童養護に興味を持った理由

 

児童養護施設を知ったのは児童養護施設の虐待ニュースがきっかけです。気になって見学をした時に、案内してくれた職員さんや施設の雰囲気がすごく良くて、子どもを大切にみているところだったので働いてみたいと思いました。

 

 

 

児童養護の魅力

 

大変なところに目がいきがちですが楽しいことが溢れている仕事です。もちろんうまくいかない事もあり、こちらの思いが結果に反映されづらく見えないこともあります。児童との関わりの中で、最初はきつい言葉をかけられたりすることもたくさんありました。

 

でも、勉強できなかった児童ができるようになったり、絵を描いてくれたり、一緒に料理も作ってくれます。子どもとの関わりがうまくいったことや子どもために考えてあげられる事がやりがいにつながっています。

 

 

 

学生へのメッセージ

 

子どもが好きな人、誰かのために働きたいって思っている方は児童養護施設に合っていると思いますので、ぜひ一緒に働きましょう!


新人職員:岩月 友里恵

 

「保健室の先生のような相談しやすい仕事」

 

 

 

施設職員

 

進路を探す時に相談しやすい保健室の先生みたいな、子どもの心を支えるような仕事をしたくて学校の就職支援室で仕事を探していたとき、児童養護施設を知って興味をもちました。

 

ただ学校や友たちからはきつい仕事だよと言われました。

 

担当しているのは思春期の女の子なのですが、距離の詰め方が難しいと感じています。何気ない会話で話しかけたり、ショッピングモールで洋服を見て買ったりしているうちに関係性が出来て距離感がわかるようになりました。

 

 

 

励まされたエピソード

 

出勤したときにすごい笑顔で寄ってきて抱きついてきてくれたり、料理や掃除、片付けや色々気にかけてくれてありがとうって子どもに言われると励みに変わります。

 

 

 

学生へのメッセージ

 

大人と違って発想や想像力が豊かで、子どもと関わっていると自分も豊かになります。毎日の小さい変化は発見できてやりがいがあり楽しい仕事です。