職員も児童も穏やかな優しいホーム

児童養護施設 若竹ホーム

施設名 児童養護施設 若竹ホーム

法人名 社会福祉法人弘和会

住 所 埼玉県上尾市小敷谷335

H P https://www.ageo-wakatake.jp/

電 話 048-781-7323

E-mail wakatake@tmt.ne.jp

施設長:新井 光宏

 

「職員は若手も多く、職員同士が助けあい、人間関係はとてもいいので働きやすい施設です」

 

 

 

施設の紹介

 

職員も児童もとても穏やかで優しいです。

 

若竹ホームは今年で33年目の施設です現在の定員は46人で、児童は男女別のユニットで生活をしています。

 

全部で6ユニットあって、小規模ユニット(8名定員)5、地域小規模児童養護施設(6名定員)1という形態で運営しています。現在は41人の児童が生活していて、構成は高校生17人、中学生15人、小学生7人、未就学児2人です。

 

 

 

理想の児童養護施設とは

 

小さい児童をお世話しながら、一緒に成長できることが理想だと思います。

 

社会的養護という範囲は広いため、例えば施設での経験を通して勉強し、それから里親をするなど、一人ひとりの職員が様々なやりがいを見つけられる環境も大切だと思います。

 

 

 

社会的養護として児童養護施設が求められること

 

一般の家庭でも施設で生活した方がいい児童が見受けられるところがあります。私たちの持つ専門性を生かして、このような地域で抱えている問題を積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 

里親相談が気軽に若竹ホームの里親支援相談員に里親さんが相談できる場を、月に一回「ここカフェ」という名前で実施しています。

 

 

 

学生へのメッセージ

 

職員は若手も多く、職員同士が助け合けあい、人間関係はとてもいいので働きやすいと思います。自分自身のスキルを上げたいという志しを持っている、児童のために働ける方を希望します。

 

生活を共にするという職場ですので、職員にも児童にも不安や心配があると思うのですが、内容を具体的に上げていくことで、一つひとつどう解決するかみんなで常に考えています。


ベテラン職員:大塚 貴博

「ずっと誰かを応援していく仕事をしたいと考えていました。それが児童養護です」

 

 

 

職員について

 

新人にはとても優しく働きやすい環境になっています。若手の言葉を大事にしています。また若手を育てられる人材も大事になってきます。チームや組織を大切にしていくことにつながっていると思います。

 

 

 

自分は児童の応援団

 

結婚して子供ができたら、仕事が続けられるか不安に思ったときがありました。そんな時「なぜこの仕事をしているのだろう」と考えたことがありました。思い出すと小学校のときの運動会の応援団を体験したときから、ずっと誰かを応援していく仕事をしたいと考えていました。

 

 

 

学生へのメッセージ

 

高齢児(中学生・高校生)が多くなって、児童の生活の中での様々な節目が少なくなりました。そのような中でも自分の課題や児童の課題がちゃんと積みあがってきているかどうか、そういった成果が職員としてのやりがいにつながってくると思います。


若手職員:安藤 佑理

 

 

 

「そもそも何をしたかったのか原点に返って考えた結果、この道を選びました」

 

 

 

試し行動の経験

 

3の子が自分の時だけ無茶な要求をしてくる試し行動が4月~秋ごろまで続きました。元々担当だった人が異動して不安定になっていたようですが、今は安定して無茶な要求をしてくることはなくなりました。

 

悩んでいることを他の先輩や同期が聞いてくれ、話をすることができ抱え込まずにすみました。職員の人間関係が良くて本当に助かりました。

 

 

 

印象に残っていること

 

一ヶ月ほど前に、担当の中1の女の子と行き違いになり揉めてトラブルになってしまい仲直りのきっかけをつかめずにいました。そうしたら、その児童が他の職員さんを通して「謝りたい」といってきて、顔を合わせたときに「ごめんね」と仲直りをして、今ではより関係性が良くなったと思います。

 

 

 

学生へのメッセージ

 

人生一度はやりたいことをやらないと後悔するかなと思います。そもそも何をしたかったのか原点に返って考えた結果、この道を選びました。

 

この現場は決して楽ではないですが、でも合うか合わないかを確かめるくらいは挑戦してもいいかなと思います。