施設名 児童養護施設 光の子どもの家
法人名 社会福祉法人光の子どもの家
住 所 埼玉県加須市砂原277
H P http://www.hikarinokodomonoie.com
電 話 0480-72-3883
E-mail fchikari.1985@clear.ocn.lg.jp
「いつまで顔が出せる関係と、空間を残していきたいと思っています」
施設の紹介
自慢できるところは、子どもたちが可愛いということと、職員が素晴らしいということ。みんな宝物みたいな関係ができています。
ここの職員は子どもたちのことで悩める大人たち、そういうことでいい表情を出してくれる、いい仕事をしてくれるのはすごいと思います。
子どもたちが可愛いとは?
例えば施設に来たばかりは決していい関係ばかりではなく、ぶつかり合ったりするけれど、そうやって関われば関わるほど、子どもたちは愛され、失敗しても、返ってくる表情が本当に豊かになるんです。それが本当に可愛い。
幼稚園や保育園などとの違い
子どもたちとの関係に終わりがないことです。ここは実家であって、結婚したらお相手と子供を連れてこられる、いつまで顔が出せる関係と、空間を残していきたいと思っています。
学生へのメッセージ
その人なりのやろうという気持ち、どんどん学んでいこうという気持ち、子どもたちのためにという気持ちがあればやっていけます。
子どもたちと出会えたことに感謝できるし、別れの時でもまた出会える関係を築いていけるような人間関係ができると思います。
「育てたというよりも自分も一緒に育ててもらったと思います」
児童養護施設の魅力
入職した時3歳の女児が、今年成人式を迎えました。この間遊びに来てくれました。
送り出した児童たちが帰ってきてお酒を飲む時があるのですが、その時ようやく二十歳を超えたんだな、という思いがあります。昔のことをいろいろと話すことが嬉しいですし、ありがたいです。
育てたというよりも自分も一緒に育ててもらったと思います。
得意料理
入るまで料理は全くできませんでした。でもそんな僕が作った料理でも、子どもたちは「美味しい」と喜んで食べてもらえたので、頑張って覚えました。得意料理は中華料理で炒飯とか麻婆豆腐、バーベキューも好きでキャンプにも行きます。
一番の想い出
2年目に5年生の男の子が交通事故で亡くなったことがありました。毎日一緒だったこともあり、辛くて半年間は何もできませんでした。楽しいことがあっても心から笑えず、耐えられなくなり辞めようと思ったのですが、施設長に「一番辛いのは死んだ子どもだ」と諭され、それから死ぬ気で頑張る気持ちになりました。
(亡くなった子が)20歳になった時にお墓にビールを持っていき、「やっと一緒に飲めるね」と話しました。
学生へのメッセージ
初心を忘れないための工夫を考えて欲しい。入所した時の熱い気持ちを忘れずにいられたら、きっとこの仕事が楽しくなります。慣れるとこの職場は家族のようになります。
「一日を子どもたちと過ごす方が自分には向いているのでここを選びました」
職員になろうと思った理由
児童養護に興味を持ったのは、大学で児童養護施設に行くボランティアサークルに入ったことがきっかけです。そこで難しい子の担当をしている職員さんを見て、こうなりたいと思いました。
児童養護の魅力
保育園や乳児院は一定期間だけど、児童養護施設は2~18歳と長いのが魅力的ですね。現在の担当児童は3人です。年中(女子)の児童は乳児院からきたときからの担当で、落ち着くまでが大変でした。
5年間を振り返ると
目まぐるしくあっという間でした。担当するユニットや児童も変わることがあって、覚えることがたくさんありました。職員宿舎には休みのときに戻りますが、普段はユニットで寝泊まりしています。
学生へのメッセージ
いろいろな児童養護施設があるので、実習で体験した方がいいと思います。私は関わり方として、一日を子どもたちと過ごす方が自分には向いているのでここを選びました。
てもらえたので、頑張って覚えました。得意料理は中華料理で炒飯とか麻婆豆腐、バーベキューも好きでキャンプにも行きます。
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